サムスン電子ジャパンは5月16日、NTTドコモ向けの夏モデル「GALAXY S 4 SC-04E」の発表にあたり、「GALAXY S4 WORLD TOUR 2013 TOKYO」を開催した。GALAXY S 4は5月16日より事前予約を受け付けを開始。5月23日に発売を予定している。
これまでサムスンは、米国時間3月14日にニューヨークで開催したGALAXY S4の発表を皮切りに、ロンドン、ソウル、上海など10カ国で「WORLD TOUR」と題した発表イベントを開催してきた。日本はその終着地となる。
サムスン電子ジャパン 代表取締役の方常源(バン・サンウォン)氏は、「すでに販売をはじめた世界各地から高い評価、反響をいただいている。エキサイティングな日本のマーケットに紹介できることを嬉しく思う。日本のお客様にとって、これまでにない先進性とワクワク感のあるスマートフォンになるだろう」と語った。
GALAXY S4は、5月15日に行われたNTTドコモの発表会で「ドコモの顔」として紹介された端末の一つだ。
NTTドコモのプロダクト部長である丸山誠治氏がゲストとして登壇し、「GALAXYシリーズの累計販売台数は500万台を超え、スマートフォンの中でも最も販売しているモデル」と語った。日本において、GALAXYシリーズは、これまでに2010年のGALAXY SからGALAXY Note IIまで12機種が投入された。GALAXY S4は13機種目の製品となる。
サムスン電子副社長の李英熙(イ・ヨンヒ)氏は「すでに世界中からすばらしい評価をいただいているこの端末は、NTTドコモのお客様限定でお使いいただける。マーケットシェアの拡大にあたり、手を携え取り組んでいく」と語り、ドコモとの緊密な関係を示した。
GALAXY S4は、約5インチの「フルHD有機ELディスプレイ」を搭載する。さらにCPUには1.9GHz クアッドコアCPU、2600mAhの大容量バッテリを搭載しながら薄さ8.0mm、重さ134gを実現するなど、「GALAXY史上最高のスペック」と自信を見せる。
特長は(1)動作スピードの速さ(2)5インチの大画面(3)美しいデザイン(4)充実のカメラ機能(5)ユニークなジェスチャー機能の5つだ。
ゲストとして、今田耕司さん、内田恭子さん、山本裕典さんの3名が登壇。すでに事前に端末を使い込んでおり、プライベートショットなどを交えながらサムスン電子ジャパン 専務の石井圭介氏らとトークセッションを行った。
GALAXY S4は、充実のカメラ機能も特長のひとつだ。「サウンド&ショット」「デュアルショット」「ドラマショット」「消しゴムモード」など、多くの機能を備える。
サウンドショットは、静止画とともに音声を記録できる機能で、山本さんは、「女性に告白したらうまくいくかも」と話した。今田さんは焼き肉を焼いているシーンとともに、「ジュー」という焼き音を撮影したプライベート写真や、193cmの長身の男性が「193cmです!」と音声を付けた写真を披露。写真だけでは伝わりにくいリアル感をプラスできるとアピールした。
デュアルショットは、インカメラとサブカメラで同時に使用することで撮影者も一緒に撮れる機能だ。内田さんは2人の子どもとともに撮影した写真を披露したほか、会場で石井専務がゲストらと撮影するデモなどを行った。
撮影した写真はフォトアルバムを簡単に作成でき、画面上のアルバムだけでなく実際にフォトブックにもできる。
このほかにも、画面に手に触れずに写真の拡大やプレビューなどが行える「Sプレビュー」機能、ディスプレイの前で手を振るだけで電話の呼び出しに応えたりウェブサイトが閲覧できる「Sジェスチャー」など、多くの機能を備える。
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