Apple Storeは顧客1人当たりの売上高に関して、小売業界のほかの企業を上回る数字を記録し続けている。
モバイルアナリストのHorace Dediu氏が米国時間5月20日、自身の「Asymco」ブログで述べたところによると、Appleは第1四半期、訪問者1人当たり売上高57.60ドルという記録的な数字を達成したという。2012年第1四半期の訪問者1人当たり売上高は51.75ドルだった。
それと同時に、訪問者数も前年同期から7%増加した。また、Dediu氏によると、第1四半期におけるApple Store1店舗当たりの平均売上高は、ホリデーシーズンを含まない四半期の数字としては過去最高の1300万ドルに達したという。
1店舗当たりの平均訪問者数は1四半期当たり25万人に達した(直近12カ月の数字から平均を算出)。これは、3年前の1四半期当たりの1店舗当たり平均訪問者数17万人と比べて大幅な増加である。新店舗のスペース拡大や旧店舗の改修が訪問者増加につながったのかもしれない、とDediu氏は推測した。
米国における1平方フィート(約930平方cm)当たりの売上高に目を向けると、Appleは2位のTiffany & Co.の2倍、3位のlululemon athleticaの3倍の数字を記録した。
全体では、Apple Storeは現在、1四半期当たり、訪問者1人当たり約12ドルの利益を計上している、とDediu氏は付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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