ビデオリサーチインタラクティブは4月3日、PCネットでの大学生のウェブサイトアクセス動向をまとめ、発表した。
1月に大学生の接触者率(リーチ)が最も高かったウェブサイトは、他の職業区分でも共通してトップのYahoo! JAPANだった。以下Google、Facebook、YouTubeと続く。
上位ドメインの接触者率を高校生と比較すると、Facebookやはてなは大学生が、YouTubeやFC2、Amebaは高校生のスコアが相対的に高い。
接触者率を3年前の1月と比較したところ、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアやNAVERが大幅に伸長していることがわかった。
1月の推定訪問者が個人全体で100万人以上のドメインで、大学生の含有率(シェア)が相対的に高かったのはリクナビやマイナビといった就職情報サイトだった。
大学生のウェブ接触時間量の推移を、各年とも1月のデータでみると、ウェブに接触した大学生1人あたりの月間平均滞在時間は、2006年から2011年まで15時間を超えていたのに対し、2012年では14時間44分、2013年では12時間36分と減少傾向にあることがわかった。
この結果についてビデオリサーチインタラクティブは、季節変動などもあるため、さらに詳細な分析が必要としながらも、ウェブ接触状況を収集しているパネル内での大学生のスマートフォン所有率が、2010年11月時点で15.1%、2011年11月時点で43.5%、2012年11月時点では68.9%と急速に伸びていることから、ネットで時間を消費する端末がPCからスマホへとシフトしていると推測している。
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