Appleが開発者向けにリリースした「iOS 26」ベータ3で、透明感を特徴とする新UI「Liquid Glass」(液体ガラス)の透過性を下げたことが話題となっている。
同社は6月に開催したWWDC25で、iOS 26など一連の最新OSとともに、これらに共通して採用するLiquid Glassデザインを発表。最大の特徴は透過性で、実際のガラスと同様に、背景や周囲の光・色によって見た目が変化する。ドックやウィジェットは丸みを帯びたガラス板のようになり、背景に浮かぶように表示される。
新たにリリースされたベータ3では、この透過性が少し下がり、ナビゲーションバーやアイコンなどが見やすくなっている。The Vergeによると、Liquid Glassについては透明すぎて一部のオプションが見づらいとの苦情が多くのユーザーから寄せられており、ベータ2でも少し調整が加えられていたという。
一方、この軌道修正を批判する声も出ている。Apple関連の報道で知られるBloombergのMark Gurman記者は、「大規模なデザイン変更を発表したのに、その大部分を捨ててしまうとは。Appleは75%逆戻りするのではなく、ユーザーがガラス要素を調整できるようにすべきだ。せめて名称を『Frosted Glass』(すりガラス)にしよう(笑)」とX(旧Twitter)に投稿。
Announce a huge redesign just to throw much of it away. Apple should be allowing users to choose how much glass they want instead of just reversing by 75%. At least rename it now to Frosted Glass. Lol. https://t.co/obp9rWe5Ji
— Mark Gurman (@markgurman) July 7, 2025
続けて、「Appleが何年もかけて決定したデザインが、1週間のTwitterやYouTubeのコメントに影響されるとは、信じがたい」とした。
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