「Android」スマートフォンの挑戦--「iPhone」より優れている点とは

Peter Yared (Special to CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2013年01月21日 09時25分

 この1カ月、筆者はHTCの「Droid DNA」を使ってきた。これは、近々登場するとうわさされているサムスンの「GALAXY S IV」とスペックが似ている。食料品店や空港、コーヒーショップ、さらには通りを歩いていても、人々は筆者に近寄ってきて、このスマートフォンについて質問してくる。実際、このデバイスは非常に魅力的で、それは遠くから見ても分かるからだ。

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 HTCのDroid DNAは、Appleの「iPhone 5」のRetina Displayよりも解像度が高く、非常に明るい1080pのHDディスプレイを備えている。OSはモダンであり、ダイナミックなウィジェットを備えているため、何が起こっているかが一目で分かる。FacebookやTwitterなどのアプリは「iOS」で利用できるのと同等で、「Google Now」や音声認識、「Google Maps」などの「Google Apps」は、センスの良い最新のものだ。これはiPhone 5よりも断然優れたデバイスであり、人々は直感的にそのことが分かるようだ。

 筆者が自分の母親にスマートフォンを勧めるとすれば、それは「iPhone」になるだろう。安全で、予測可能で、統一されているからだ。では、40歳以下の人に勧めるとなると、その場合は間違いなく、新しいタイプの「Android」搭載スマートフォンになる。Androidはまだ、iPhoneに比べればやや癖があるかもしれないが、さまざまな先端技術に日常的に接している人にとっては、分かりにくいものではないはずだ。サムスンは、新しいiPhoneを買おうと列に並んでいる若い女性が、実は自分の両親のために並んでいたというコマーシャルの中で、その点をはっきりと指摘している。

 新しいタイプのAndroid搭載デバイスは、ハードウェア、OS、アプリといったすべてのカテゴリにおいて、iPhone 5よりも優れている。

優れたスペックはAppleに打ち勝つ武器になる

 サムスンやHTC、LGなどのメーカーのハードウェアは、いまやAppleのデバイスに追いつき、追い越している。スマートフォンには、評価すべきスペックはそれほど多くはなく、各スペックが実際に指しているのも、平均的な消費者にとって現実的な何らかの事柄だ。先端的なスマートフォンが登場してから5年が経過した現在、スクリーンサイズや画面密度、画面の明るさ、カメラスピードやピクセル数、物理的なサイズや重さ、メモリの容量、バッテリ持続時間のようなスペックは、平均的なスマートフォンユーザーにも簡単に理解でき、密接に関連している。プロセッサのコア数や速度といった、一般的には理解しにくいスペックも、「iPhone 5よりも高速」と言われれば分かりやすい。

 逆に、Apple製品を購入する際にスペックが重要ではないのは確かだ。製品の選択肢が非常に少ないので、意志決定は基本的に、実際の機能ではなく主にコストの観点で、大中小のいずれかを選択するというゴルディロックス的なものになる。これは筆者の母やMG Siegler氏のような人々には素晴らしいことだが、スペックに基づいた意志決定が行われないのは、消費者が実際に各スペックを理解し、それらとコストのバランスを取る方法を選択したいと考える世界では、必ずしも良いことではない。Appleは、多くのスペックの中でも特にフォームファクターに関しては追いかける立場になっており、4インチスマートフォンと7インチタブレットの両方で市場に遅れを取っている。

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