1998年。「Nokia 5110」は現在の基準からするとベーシックなものに見えるかもしれないが、間違えてはいけない。この携帯電話は当時の基準だった。もちろん、当時、携帯電話の選択肢はそれほどなく、携帯電話はあくまでも電話機であり、通話するための道具だった。
しかし、市場の完全制覇という功績、携帯電話テクノロジを世に広めた役割によって、5110は携帯電話の殿堂入りを果たしている。
5110は広く普及したため(率直に言うと、見事なほどありふれた外観だ)、取り外し可能なフェースプレートも流行した。フェースプレートによって切り開かれた新しい携帯電話のビジネス要素はそれ以来、繁栄している。さあ、携帯電話に新たなテイストを加えよう。
提供:Chris Beaumont/CNET Networks