フォトレポート:時代を振り返る--携帯電話の10年 - 6/15

文:Natasha Lomas(silicon.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2008年11月28日 07時30分
 2000年。Nokiaが人々の購買意欲をそそるストレート型を追求し、チェリーレッド、エレクトリックブルーの「Nokia 8260」のような携帯電話をリリースしている間、もう1つのスカンジナビアの携帯電話メーカーであるEricssonは、このスタイリッシュなハードウェアで成功を収めていた。

 ヒンジで連結された飛び出すカバーを搭載した「T28」は、折りたたみ式携帯電話を予感させるものだった。その形状は、わずか2〜3年の間に多くの顧客を魅了すると同時に、さらに小さくて薄いポケットサイズの携帯電話に対するニーズを引き出した。

 しかし、2000年がEricssonの携帯電話の全盛期だとすれば、それは最後の舞台でもあった。その後、Ericssonは携帯電話市場での単独プレーヤーとしての道を諦めることになった。それでも、Ericssonのブランドは今なお生きている。翌年、Ericssonと日本のエレクトロニクスの大手であるソニーの合弁事業により、Sony Ericssonが誕生し、以来、両社はさまざまな携帯電話を発表している。
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 2000年。Nokiaが人々の購買意欲をそそるストレート型を追求し、チェリーレッド、エレクトリックブルーの「Nokia 8260」のような携帯電話をリリースしている間、もう1つのスカンジナビアの携帯電話メーカーであるEricssonは、このスタイリッシュなハードウェアで成功を収めていた。

 ヒンジで連結された飛び出すカバーを搭載した「T28」は、折りたたみ式携帯電話を予感させるものだった。その形状は、わずか2〜3年の間に多くの顧客を魅了すると同時に、さらに小さくて薄いポケットサイズの携帯電話に対するニーズを引き出した。

 しかし、2000年がEricssonの携帯電話の全盛期だとすれば、それは最後の舞台でもあった。その後、Ericssonは携帯電話市場での単独プレーヤーとしての道を諦めることになった。それでも、Ericssonのブランドは今なお生きている。翌年、Ericssonと日本のエレクトロニクスの大手であるソニーの合弁事業により、Sony Ericssonが誕生し、以来、両社はさまざまな携帯電話を発表している。

提供:Chris Beaumont/CNET Networks

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