楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏が経営者など60名と連名で自民党と民主党に提出していた「eビジネス振興のための政策に対する質問状」に、両党が回答しました。
質問状では、(1)ITの利活用によるeビジネス振興の位置づけと政策について、(2)デジタル技術・情報の利活用を阻むような規制・制度・慣行等の見直しについて、(3)インターネット上の有害情報対策について、(4)既存の通信・放送に関する法体系の見直しについて、(5)消費者のリテラシー教育について、(6)インターネットを使った選挙活動の解禁について、という6項目を聞いていました。
両党の回答を見ますと、(2)については自民党が一般用医薬品の通信販売規制を「継続して議論していく」としているのに対し、民主党は「規制の在り方の見直しを検討します」としています。また(6)については、自民党が「ホームページ(ブログや掲示板等を含む)に限って解禁すべき」としているのに対し、民主党は「インターネット選挙運動を解禁するべき」としています。
そのほかの回答も含め、両党の回答はどのように評価できるでしょうか。パネリストの皆さんのお考えを聞かせてください。読者の皆様のコメントもお待ちしております。
*シーネットネットワークスジャパンは、政治活動に関して中立の立場を保っており、この記事は特定の政党を支持したり、投票を促したりする意図はありません。