GM、2025年までに3兆8000億円以上をEVと自動運転の開発強化へ投資--燃料電池も推進

 General Motors(GM)は、電気自動車(EV)および自動運転車(AV)の開発体制を強化するため、2025年までに350億ドル(約3兆8735億円)投資すると発表した。2020年から2025年にかけての投資額を、2020年3月時点で200億ドル(約2兆2134億円)としていたが、2020年11月に270億ドル(約2兆9881億円)に増やし、今回さらに増額したもの。

2025年までに350億ドル投資(出典:GM)
2025年までに350億ドル投資(出典:GM)

 こうした資金を活用し、GMは(1)北米EV市場の主要メーカーになり、(2)アルティウムバッテリと燃料電池「HYDROTEC」で世界をけん引し、(3)傘下企業のCruiseを通じてAVを商業化する、との目標を立てている。また、2025年には、世界全体で100万台以上のEVを販売するとした。

 また、現在オハイオ州とテネシー州で建設中のEVバッテリ工場に加え、米国内に2つのアルティウムバッテリ工場を建設し、生産体制を強化する。

 なお、Ford Motorも同様のEV強化策を発表している。

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