General Motors(GM)傘下で自動運転車の開発を手掛けるCruiseは、新たにWalmartにから出資を受けている。Walmart U.S.の最高経営責任者(CEO)John Furner氏が米国時間4月15日に明らかにした。Cruiseは先週、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで自動運転対応の電気自動車(EV)による配車サービスを2023年に開始することも発表している。
CruiseとWalmartはこれまでにも連携してきた。2020年11月には、アリゾナ州スコッツデールで実施する自動運転車による配送サービスのパイロットプログラムで提携すると発表している。Walmartは、自動運転技術を手がけるGatikとも連携し、アーカンソー州とルイジアナ州で自動運転トラックによる商品配送のパイロットプログラムを展開している。
Furner氏は、「この投資はわれわれの指標となる。自動運転車のメリットを顧客と事業にもたらすという当社のコミットメントを示す」とし、「この新しい技術の開拓を目指す中、GM、本田技研工業(ホンダ)、Microsoftなどのパートナーや出資企業で構成されるCruiseの素晴らしいエコシステムに加わることをとてもうれしく思う」とコメントした。
Walmartの出資により、Cruiseの最新の資金調達ラウンドでの調達総額は27億5000万ドル(約3000億円)になったという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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