ULTRAは9月19日、AI搭載の営業統括システム「eigyo intelligence」に、営業商談時の会話内容を解析し、属性・性格分析をする機能を追加したと発表した。
eigyo intelligenceは、企業の営業戦略の企画立案、セールストーク作成、実践、振返りまでのPDCAをフルサポートする製品。商品ごと、ターゲットごとに営業戦略を画面上で策定・設定できる。また、音声認識で営業商談の議事録を自動作成し、トリガーワードに対する切り返しトークをリアルタイムに提案するツール「Eigyo Terminal」とも連携できる。
今回追加した機能は、「プロファイル判別」(例:過去商品を購入した人に近しい言い回しなど) 、「セグメント」(例:年齢、性別など) 、「ユーザータイプ」(例:購買志向など)、「カテゴリ」(例:クレーム対応など)、「フロー判定」(例:商談において相手のニーズを引き出す「ヒアリング中」、意思決定を促す「クロージング中」など)という5つの指標をベースにしている。
顧客の属性に合わせたセールスシナリオを作成し、eigyo intelligenceに学習させることで、その属性に合わせた最適な切り返しトークやFAQをリアルタイムに提案する。また、セールスシナリオを登録したセールスパーソンの性格を分析し、適性を判断する。
具体的には、セールスシナリオを事前入力すると、その内容からセールスパーソンの性質がAI機能によって自動的に分析される。そして、そのシナリオを話したときに顧客から持たれる印象をワンクリックで表示できる。この機能を使うことでセールスパーソンの業務適性を判断することも可能になるという。
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