マツリカは10月12日、同社のAI搭載営業支援ツール「Senses(センシーズ)」と、マルケトが提供するマーケティングオートメーションツール「Marketo(マルケト)」が連携したと発表した。
Sensesは、営業現場の顧客に対する活動履歴を残すことで、営業活動の確認や分析、ナレッジの共有ができるクラウド型SFA。今回の連携により、Marketoのリード情報(顧客情報)とSensesのコンタクト情報(顧客情報)が相互同期し、活用できるようになるという。
また、Marketo上のリードスコアがSensesに反映されるため、マーケティング状況を営業活動の参考にすることが可能。Senses上の顧客情報もMarketoに同期されるため、マーケティング施策に活用できるとしている。
同社は、既存のSFA(Sales Force Automation:営業支援ツール)では、マーケティング活動で獲得したリード情報の入力や、営業活動で更新された情報をマーケティング側に戻すことが手間になっていたため、営業とマーケティングの間で情報が分断されていたと指摘。今回の連携によって、営業とマーケティングの情報連携が強化され、効率的な営業・マーケティング活動が可能になると説明する。
Sensesの利用者から、請求管理ツールなど他のクラウドサービスとの連携に対する要望が多くあることから、今後は営業活動を効率化するために、システム連携などの機能開発を進めるとしている。
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