マツリカは7月5日、同社が提供しているAI搭載営業支援ツール「Senses」のiOSアプリを公開した。Androidアプリは、2017年内中にリリース予定。
Sensesは、営業現場の顧客に対する活動履歴を残すことで、営業活動の確認や分析、ナレッジの共有ができるクラウド型営業支援システム。G SuiteやOffice365との連携が可能で、連携したサービスで利用しているスケジュールやメールを自動で同期できるという特徴がある。
新たに公開したiOSアプリは、アポイントの直前でも顧客の情報を閲覧できる機能や商談の結果をアプリから入力できる機能を備えており、営業組織のナレッジ蓄積と活用を支援するツールになっているという。
また、Sensesに入力した顧客情報(過去の訪問履歴や送信したメールの内容、企業情報)がアプリ上で確認できるほか、ヒアリングした際の情報入力や更新がその場でできるようになる。案件やアクション内容にコメントする機能やコメントの通知機能も搭載しており、社内のコミュニケーションツールとしても利用可能。
さらに、Sensesに登録している顧客の電話番号やメールアドレスはアプリから検索でき、そのまま通話を開始したり、メーラーを起動したりできる。なお、アクションに設定されているコンタクトから通話をした場合、その開始・終了時間が自動的に記録される。通話終了後、通話の実施結果入力を促すメッセージが通知され、情報の入力・共有漏れを防げるという。
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