ホットリンクグループのトレンドExpressは11月6日、Draper Nexus Venture Partners II、アコード・ベンチャーズ、エボラブルアジアから、総額1.8億円の資金を調達したと発表した。
同社は、日本企業の外需の積極的な取り込みを推進すべく、中国を中心とした越境マーケティング事業(クロスバウンド事業)を拡大。2017年6月にリニューアルしたマーケティングメディア「中国トレンドExpress」や、中国人消費者のクチコミ拡散を最大化するサービス「トレンドPR」などを提供している。
同社では、日本企業の外需取り込みの動きは人口減少にともないさらに積極的になると見ており、中国やアジア向けプロモーション支援のニーズは増加していくと予測している。そこで、同事業のサービス拡充を図る必要があると考え、運営に必要な開発費や広告宣伝費、その他事業の遂行を目的に資金を調達したと説明する。
今後は、集客、販売、CS対応、物流までをトータルでサポートする越境EC事業の開始や、台湾、香港、韓国などをはじめとしたアジア圏向けプロモーションサービスの強化などを行う予定。
また、ホットリンクグループの強みであるソーシャル・ビックデータを主軸としたプロモーションサービスの開発にも引き続き注力することで、データに基づいた成果の高いマーケティングを支援していくという。
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