ホットリンクとイー・ガーディアンは5月13日、Twitterと2ちゃんねるのみを監視する炎上検知サービス「e-miningアラート目視サービス」を開始すると発表した。利用者によってあらかじめ設定されたキーワードをホットリンクが提供するモニタリングツール「e-mining(イーマイニング)」で調査し、アラートされた内容の精査などをイー・ガーディアンが24時間365日体制で行うという。
e-miningの件数増加アラート機能やキーワード出現アラート機能により、書き込み件数が急増するなどの変化が現れた際、イー・ガーディアンが目視で調査する。本当にリスクが高いものを抽出し、利用者へ電話やメールで連絡するという。アラートの回数は1カ月30回程度で、それ以上の回数を希望する場合には別途相談となる。
サービスの販売ターゲット層は、ソーシャルメディアなどでの炎上リスク対策をはじめたいスタートアップや中小企業。初期費用は10万円で、月額費用は15万円から。契約期間は最低1年から。
両社では、2013年以降に社会問題化した「バイトテロ(飲食店などのアルバイトがSNSの誤った使い方をすること)」に触れ、風評リスクの早期発見などのために、大企業のみならず中小企業からもソーシャルメディアにおけるリスクのモニタリングをしたいというニーズが出てきたと説明している。
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