夜の外出に最適なトップスやワンピースを見つけるために店舗に駆け込むことがよくあるが、それで購入に至る場合もあれば、結局購入に至らない場合もある。しかしGoogleの取り組みによって、携帯端末でこの問題が解決できるようになるかもしれない。
Googleはニューヨークで開催されているFashion Weekで米国時間2月6日、スウェーデンのH&M傘下のオンラインファッションブランドであるIvyrevelとの提携を発表した。Digital Trendsが報じた。
この提携が目指すのは「クチュールをデジタル時代に取り込む」ことだ。ユーザーのデータを活用して、オンラインでの習慣、活動、履歴から生まれたカスタムデザインの服を作り出すことで、これを実現するという。
この「Coded Couture」プロジェクトの参加者は、自身の行動を分類して習慣を学習するAndroidアプリ「Data Dress」をダウンロードする必要がある。集められた情報がその後、服をデザインするのに使われる。
両社はプレスリリース(PDF)の中で、Data Dressはパーソナライズされた服を作成する目的で1週間にわたってデータを収集するとした。外出先、過ごした場所と時間、活動といったライフスタイルの要素を記録するという。
このアプリはGoogleの「Snapshot」APIを利用している。同APIが、天候、位置、徒歩や運転といった活動などの情報を受動的に収集する。
ユーザーは、収集される情報が増えるにつれて、自分の服ができあがっていくのを見ることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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