MMDLaboが運営するMMD研究所は5月20日、「2016年スマホ依存に関する調査」と題した、スマートフォン依存に関する調査結果を公表した。調査対象はスマートフォンを所有している15~59歳の男女で、有効回答数は553人。5月13日~14日にインターネットを使用して実施されたもの。
まずスマートフォン依存について質問したところ、「かなり依存している」と答えたのは全体の18.8%、「やや依存している」の52.6%となり、この2つをあわせた71.4%がスマホ依存を自覚していると回答している。年齢別で見ると、10代が21.6%、20代が26.4%、30代の21.8%が「かなり依存している」と回答しており、30代までの2割以上がかなり依存している自覚を持っているという。
1日あたりのスマートフォン接触時間について質問したところ、「2時間未満」が最も多い20.3%。続いて「3時間未満」が17.9%、「1時間未満」が17.0%となった。ちなみに、質問項目のなかで最も長時間となる「7時間以上」と回答したのは10.5%となっている。
これを依存度別に見ると、かなり依存していると回答したなかで最も多かったのは「7時間以上」と「5時間未満」(4時間以上、5時間未満)で、ともに21.2%。やや依存していると回答したなかでは「2時間未満」が26.1%で最多だった。
スマートフォンに関する12項目のうち、当てはまることを複数回答で質問したところ、、最も多かった回答は「ちょっとした待ち時間にスマホをいじる」が62.2%、次いで「寝るとき、スマホを枕元に置いて寝る」が60.2%、「情報収集源がほとんどスマホ」が49.0%としている。
外出時に、自宅に忘れたスマートフォンを取りに帰宅した経験があると回答したのは45.2%。30代が最多の55.5%で、10代の30.6%が最小となっている。また、帰宅に要した時間については「5分未満」が36.0%、「5分以上10分未満」が37.6%と、およそ7割強が10分未満とし、20分以上をかけたと回答したのはおよそ1割程度となっている。なお、取りに帰らなかったと回答したなかで、スマートフォンを所持していなかった日の気持ちについて質問したところ、「不安だった」と「やや不安だった」と回答したのは、合わせて30.4%。年代別では20代が45.3%と最も高かった。
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