MMDLaboが運営するMMD研究所とコロプラのリサーチサービス「スマートアンサー」は5月6日、「定額制サービスの利用実態調査」を共同で調査。結果を公表した。動画、音楽、電子書籍における定額制サービスの利用実態を調査委したもので、有効回答は1725人で、調査期間は4月11日から13日まで。スマートフォンを所有する13歳以上の学生、会社員、専業主婦を対象に、インターネットによる調査を行ったとしている。
まずスマートフォンを所有している8721人に事前調査として、定額制サービスの利用経験について聞いたところ、「現在利用している」「過去に利用したことがある」のどちらかを選んだ人は、「定額制音楽配信サービス」は24.6%、「定額制動画配信サービス」は22.1%、「定額制電子書籍読み放題サービス」は15.3%としている。
定額制動画配信サービスを現在利用している646人を対象に、利用したことがあるサービスを複数回答で聞いたところ、「Hulu」が43.3%と最も多く、次いで「dTV」が33.9%、「プライム・ビデオ(Amazon)」が27.2%に。そしてメインで利用しているサービスについて質問したところ、同じようにHulu、dTV、プライム・ビデオが上位3つを占めた。なお属性別で見ると、社会人の利用で最も多かったサービスがHuluったのに対し、学生と専業主婦はdTVの利用が多いという。
定額制音楽サービスを現在利用している703人を対象に、利用したことがあるサービスを複数回答で聞いたところ、「LINE MUSIC」が36.3%と最も多く、次いで「Apple Music」が29.3%、「AWA」が24.0%に。そしてメインで利用しているサービスについて質問したところ、LINE MUSICとApple Musicが上位となり、それに次ぐのが、「Prime Music(Amazon)」となっている。なお社会人はPrime Music、学生はLINE MUSIC、専業主婦はPrime Musicと「レコチョクBest」が利用率がトップになるなど、属性によって利用しているサービスが異なっているとしている。
定額制電子書籍読み放題サービスを現在利用している376人を対象に、利用したことがあるサービスを聞いたところ、「dマガジン」が42.0%と最も多く、次いでコミックシーモアが26.6%、Yahoo!ブックストア読み放題が14.1%となっている。そのほかの詳細な調査結果については、MMD研究所のサイト内から無料でダウンロードできるPDFにて記載されている。
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