ビデオリサーチインタラクティブは10月2日、オンライン調査が初めて導入された「国勢調査」のアクセス状況を発表した。2015年9月10~20日に実施されたオンライン調査に関し、同社のインターネット視聴率データをもとにした自宅内PCによる個人の国勢調査関連サイトのアクセス状況の推定値をまとめたもの。
総務省の発表によると、1900万件超のインターネット回答(うちスマートフォンによる回答は約660万件)があったという。国勢調査関連サイトの9月1日以降の推定訪問者数の推移をみると、オンライン調査初日の9月10日は110.9万人と、前日の13.8万人から急増したのがわかる。その後、12日に181.0万人、翌13日には225.3万人と、オンライン調査期間中のピークを迎えた。
オンライン調査期間の国勢調査関連サイトの推定訪問者数(重複を除く)は、1221.3万人、接触者率は35.7%を示し、同スコアを当該期間でみると「Yahoo! JAPAN」「Google」に次ぐ規模だった。
オンライン調査期間の国勢調査関連サイトの接触者率を性別でみると、男性が40.5%、女性が29.2%。性・年齢別では、男女とも共通して年齢が上の層ほど接触者率が高い傾向だった。居住エリア別でみると、総務省が発表した都道府県別インターネット回答率(想定)をもとにしたエリア別集計と同様に、東海エリアが40.0%と最も高い結果だった。
国勢調査関連サイトの時間帯別訪問状況をみると、特に10~11時台と19~21時台で訪問数が多かった。
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