2015年の新種トップ10--異彩を放つ興味深い生物を写真で見る

Michelle Starr (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年05月29日 07時30分
 国際生物種探査研究所とニューヨーク州立大学環境科学森林カレッジがこの1年間に発見された新種生物のトップ10を発表した。ここでは、それらを写真とともに紹介する。

魅力的なウミウシ

学名:Phyllodesmium acanthorhinum

 陸上のナメクジは魅力的な生き物ではないが、水に潜ってみると、鮮やかな色と波のように動く葉を持つ華やかなナメクジに出会うこともある。日本の沖縄の近海に生息するPhyllodesmium acanthorhinum(PDFファイル)は、単に見た目がいいだけではない。ヒドロ虫を食べるウミウシとサンゴを食べるウミウシの中間に分類される、ウミウシの「失われた環」だ。

 通常、体長17mm~25mmのこのウミウシは、科学者が共生の進化をより深く理解する助けにもなった。

 Phyllodesmium acanthorhinumはサンゴを食べ、褐虫藻の新たな宿主になる。褐虫藻はサンゴに寄生するプランクトンの一種で、光合成によってPhyllodesmium acanthorhinumに追加の栄養を供給する。
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 国際生物種探査研究所とニューヨーク州立大学環境科学森林カレッジがこの1年間に発見された新種生物のトップ10を発表した。ここでは、それらを写真とともに紹介する。

魅力的なウミウシ

学名:Phyllodesmium acanthorhinum

 陸上のナメクジは魅力的な生き物ではないが、水に潜ってみると、鮮やかな色と波のように動く葉を持つ華やかなナメクジに出会うこともある。日本の沖縄の近海に生息するPhyllodesmium acanthorhinum(PDFファイル)は、単に見た目がいいだけではない。ヒドロ虫を食べるウミウシとサンゴを食べるウミウシの中間に分類される、ウミウシの「失われた環」だ。

 通常、体長17mm~25mmのこのウミウシは、科学者が共生の進化をより深く理解する助けにもなった。

 Phyllodesmium acanthorhinumはサンゴを食べ、褐虫藻の新たな宿主になる。褐虫藻はサンゴに寄生するプランクトンの一種で、光合成によってPhyllodesmium acanthorhinumに追加の栄養を供給する。

提供: Robert Bolland

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