地獄から来たニワトリ
学名:Anzu wyliei
米CNETでは「Hellchook」(地獄のニワトリ)の愛称で親しまれるこの卵泥棒の発見は、カエナグナシダエの研究における素晴らしい出来事だった。カエナグナシダエはオヴィラプトロサウルス(卵を食べる恐竜としても知られる)の一種である。
これらの6600万年前の骨格の一部がノースダコタ州とサウスダコタ州で発見されるまで、Anzu wylieiについて詳しいことはほとんど分かっていなかった。それまでに発見された化石は小片や破片がほとんどで、多くの情報を得ることができなかったからだ。
今回の発見により、Hellchook(Anzu wyliei)は鼻から尾の先端までの長さが3.5m、体重が約225kgだったことが分かった。身体は羽毛で覆われており、頭の骨は隆起していた。かぎ爪は非常に鋭利だった。
提供: Mark A. Klingler, Carnegie Museum of Natural History