このカメラ比較記事で、S6とiPhone 6、HTC One M9のカメラの性能の違いを確認してほしい。
Galaxy S6の動画撮影機能はデフォルトで1080pのHD解像度に設定されているが、最大60fpsのフレームレート、2560×1440ピクセルの解像度、3840×2160ピクセルのウルトラHD解像度(UHDと表示されている)まで高めることができる。解像度を数段階下げることも可能だ。
最初のテストでは、動画品質は素晴らしく、特に音を拾う性能が優れていた。背景のテレビの音や筆者自身の声(大声で叫んでいたわけではない)、遠くにいた第三者の声も拾った。やや静かな音声だが、きちんと聞き取れた。
一方、画像は室内のさまざまな色を非常に忠実に再現し、人、動いている人、飲用グラス、テレビのアクション映画など、近くの被写体から遠くの被写体へとシーンが切り替わっても、すぐにピントが合った。
サムスンは初めてQualcommのオクタコアチップセット「Snapdragon 810」ではなく、自社製のオクタコアプロセッサ「Exynos」を採用した。最初の診断テストで、S6のオクタコアExynosプロセッサは、1つのテストでHTC One M9と「LG G Flex 2」に敗れ、他のテストでは勝利した。企業(サムスンとHTCを含む)はベンチマークパフォーマンス向けに最適化を行うことが知られているため、こうしたテスト結果をうのみにしない方がいい。
筆者が実施したテストでは、edgeの最近使ったアプリのソフトキーが何度か固まり、スクリーンを押す操作が認識されていないのではないか、と感じた。他のボタンを押したときも、1~2回同じ現象に気づいたが、S6を最初に試したときは起きなかった。ほとんどの場合、タスクは滞りなく完了した。
ディスプレイサイズ/解像度 | 5.1インチ、2560×1440ピクセル |
CPU | 8コア、2100MHz、ARM Cortex-A57 |
メモリ | 3GバイトのRAM |
ストレージ | 32Gバイト/64Gバイト/128Gバイト |
ネットワーク機能 | 802.11acワイヤレス、Bluetooth 4.0 |
OS | Android(5.0)TouchWiz UI |
ゲームやアプリで見た場合、Galaxy S6、iPhone 6、Note 4はすべて、Real Racing 3の処理は良いものだったが、iPhone 6が最も滑らかで(わずかながらだが)、スクリーンサイズがより小さいというのも確かにあるが、目視で確認できるエイリアシングの量が最も少なかった。
次は、グラフィックスを多用するGoogle Earthだ。3機種のうち、AppleのiPhone 6が米CNETオフィスの地図をよりスムーズに回転させたり、ナビゲートしたりすることができた。しかし、これは本当にわずかな違いだった。
続く。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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