LINEは1月27日、無料通話・メッセージアプリ「LINE(ライン)」の企業向け広告商品として、動画視聴連動型スタンプ配信メニュー「LINE マストビュースタンプ」の提供を開始した。まずは日本国内で展開し、その他の国と地域に順次拡大させる予定という。
企業が配信する最長30秒間の動画を、ユーザーがLINE内のスタンプショップ経由で視聴することで、無料でスタンプをダウンロードできる仕組み。ユーザーの利用意向が強い無料スタンプをインセンティブとすることで、多くのユーザーによる動画視聴が期待でき、また動画を最後まで見ることがスタンプのダウンロード条件となるため確実に情報を訴求できると説明している。
なお同日には、同メニューを活用したプロモーションの第1弾して、メルセデス・ベンツ日本が提供する動画とスタンプの配信を開始した。
LINEはこれまでにも、企業の動画を視聴したユーザーに対してインセンティブを付与するサービス「LINE フリーコイン Video」を2014年1月から提供している。現在までに、導入企業は90社、ユーザーによる総閲覧数は5145万回以上にのぼるそうだ。
博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターが発表した「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」(PDF)によれば、スマートフォンでのオンライン動画視聴経験者は8割を超えており、スマートフォンユーザーの約半数が「週1日以上」スマートフォンで動画を視聴しているという。
◇動画視聴で「LINEコイン」付与
リワード広告とは似て非なる「LINE フリーコイン Video」の実力
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