日本でも話題となっている、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療研究を支援するチャリティ「Ice Bucket Challenge」の世界での広がりを再現したヒートマップを、Twitterが公開した。
7月31日から8月22日までに、ハッシュタグ「#IceBucketChallenge」を含むツイートがなされた地点を世界地図上で可視化している。
ALSは、運動をつかさどる神経が侵されることで筋肉が萎縮し、身体が動かなくなったり、声が出なくなったりする難病で、有効な治療法はいまだ見つかっていないという。難病情報センターによれば、1年間で人口10万人当たり約1~2.5人が新たにこの病気にかかっており、日本では約9000人がこの病気を患っているそうだ。
今回のチャリティキャンペーンは、指名されると24時間以内に100ドル(1万円)寄付をするか氷水を頭からかぶるかを選び、次の挑戦者を3人指名するというもの。もちろん氷水をかぶり、さらに寄付することもできる。
米ALS協会の18日の発表によると、7月29日から8月18日までの間に1560万ドルの寄付が集まっており、2013年の同期間で集まった180万ドルを大幅に上回った。
なおFacebookも、米国内でのFacebook上での同キャンペーンの広がりを分析し、公開している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス