Federighi氏:同様の透明性のあるツールによって、ウィンドウを重ねた時に奥行きや場所の感覚を維持できるようになる。透明性素材はドックにも使われている。新しいアイコンも美しく作られている。ゴミ箱を見てほしい。見事なゴミ箱だ」
Federighi氏「全体的に、明確なタイポグラフィにも注力した。一貫性がありクリアな文字だ。プロユーザーが画面上の中央に集中したいことは分かっている。ダークモードもある」
Federighi氏「もちろんこうした変更はアプリケーションにも適用される。カレンダーでは、共通のツールバーで構築されてる。すぐに識別できるが、コンテンツのスペースも最大化している。また、Messagesなどのサイドバーアプリも外観が新しくなっている。
Facetime、Contacts、Remindersもそうだ。
Federighi氏「全体的にこれらすべてがOS Xの素晴らしく使いやすいバージョンのために用意されている。これまでで最高のバージョンだ」
次はNotification Center。暗い透明性のある素材を採用している。ヨセミテの印象に合っている。Todayビューがある。カレンダー、リマインダ、天気などに触れる。
Federighi氏「より大事なのは、Todayビューのコンテンツを拡張できることだ。皆さんが必要としているものに基づいてアプリ情報を加えることができる。これがNotification Centerだ」
Federighi氏「次はSpotlight。Spotlightは、アプリケーションを立ち上げたり、Macにあるコンテンツを見つけたりするのに最速の手段を提供する。Yosemiteでは、拡大鏡アイコンをクリックすると、ディスプレイ中央にバーが表示される」
Macにあるソースに加えて、インターネットにあるソースも利用できる。ニュースフィード、Wikipediaの情報、Mapsからも情報を得られる。
Yosemiteの新UIに関するデモ。
Federighi氏「アプリを立ち上げよう。Mapsから始めたいと思う。地図上のコンテンツをスクロールすると、タイトルバーには透明性があるため、下にあるコンテンツが薄く見える。Calendarは週間ビューが新しくなっているが、日ごとのビューも完全に新しくなっている。予定の詳細も確認できる。午後2時にはカラオケの予定だ」
Federighi氏「次はMessages。透明性のあるサイドバーの素材が使われている。コンテンツをスクロールするとタイトルバーの下にあるコンテンツが薄く見える」
Federighi氏「次はNotification Center。Todayビューでは一目でカレンダーを確認できる。天気も見ることができ、クリックによるインタラクティブが可能だ。
これらウィジェットの編集もできる。すべてアプリがエクスポートできるウィジェットだ。計算機をドラッグできたりする。ESPN Sports Centerのようなサードパーティー製ウィジェットでも可能だ。欲しい情報が一目で分かる。
Federighi氏「次はSpotlight。連絡先を見つけるにも適している。Phil Schillerを探してみよう。彼の連絡先すべてが表示されるほか、電子メールもヒットするし、イベントやリマンダもヒットする」
Spotlightでは、アプリに加えて、最近の開いたドキュメントも検索できる。
検索が大きく向上した。文字をタイプすると、WikipediaからYosemiteの項目が表示される。さまざまなソースからのニュース、そして地図からもだ。
Federighi氏「スシについて探してみよう。SpotlightにMapsの情報が表示されている。Yelpからの情報が素晴らしい。映画に行きたければ『Godzilla』とタイプしてみよう。Spotlightにて近くの上映時間が表示されるほか、iTunes Storeでストリーム可能なコンテンツも表示される」
YosemiteのUIに関するデモが終了。
次はiCloud Drive。
Federighi氏「Macでは、ドキュメントで作業できるだけでなく、すべてFinderから利用できる。Macにないコンテンツもだ。iOS上と同じだ。フォルダやタグを保存でき、自動的にすべてのMac間で同期する。
そして、こうしたあらゆるコンテンツはiOSデバイスからもiCloud経由でアクセスできる。
Federighi氏「Windowsからもアクセスできるようにした」
次はMail。エレガントなYosemiteスタイルの新UIになった。信頼性の高い同期、素早い修正機能など、基本的な部分だ。これらとともにMailに関する基本的な問題に対処しようと思った。大きなサイズの添付ファイルを送信しようとしても、友達のメールが大きなファイルを扱えないことがある。そこで、Mail Dropだ。iCloud経由で暗号化して送付することもでき、受信側でメール本文と一体化できる。もしMacなら、これまでと同じように受信が可能だ。他のクライアントなら、ダウンロード用リンクとなる。
添付ファイルのサイズは最大5GBまで。
Federighi氏「次は、Markup。メールで作業をしている時、何かを指し示すために絵を描きたいと思ったことないだろうか?Markupを使うことができるようになる。PDFでも利用可能だ。PDFへの署名もできる」
次はSafari。この1本のバーにYosemite UIのすべての機能を搭載している。コンテンツ用により多くのスペースが使える。
Federighi氏「Favoritesバーはどこに行ったかと思うだろう。必要なら元に戻すことができる。しかし、その必要はない。検索フィールドにすべてのお気に入りが表示される。また、素晴らしいことに、検索時にSpotlightのサジェスチョンが表示される」
Federighi氏「共有もこれまでに比べ強力になった。あるサイトのRSSフィードを購読したい場合はここで購読でき、Safariのサイドバーに表示される。いろんな人に素早く共有できるようになる。最近メッセージを送った人が表示される」
Federighi氏「Safariでは、タブも良くなっている。ブラウズしている各サイト用に個別のスタックがある」
プライバシーも向上。新しいプライベートウィンドウができた。すべてのコンテンツはプライベートとなり、他のウィンドウには影響しない。
Federighi氏「標準対応も素晴らしい。WebGL対応だ。HTML5 Premium Videoにより、モダンなMacでNetflixのようなサイトのビデオをプラグインなしで効果的にストリームできる。NetflixのストリーミングをMacBook Airでした場合、バッテリ持続時間は最大2時間になる」
Federighi氏「マルチタブブラウザの効率性でSafariにかなうものはない」
Federighi氏「JavaScriptはどうだろう。最も複雑な部類のもので見てみよう。他のブラウザよりも高速だ。通常のウェブサイトのJavaScriptでもSafariは素晴らしい」
Safariのデモのために、Brian Kroll氏が登場。
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