Appleは米国時間6月2日、同社の年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)2014」を開催する。ここでは、その会場となるモスコーンセンターとはどういう場所なのかを紹介する。
モスコーンセンター(Moscone Center)は、カリフォルニア州サンフランシスコのダウンタウンに位置する会議および展示用施設で、サンフランシスコ市郡が所有し、SMGが管理している。SMGは1977年、ルイジアナ州ニューオーリンズにある競技施設ルイジアナ・スーパードーム(現メルセデス・ベンツ・スーパードーム)を管理するために創設されている。
モスコーンセンターは、モスコーンサウス、モスコーンノース、モスコーンウェストの3つの建物で構成されている。同施設のウェブサイトによると、3つの建物を合わせた広さは20エイカー(およそ8万平方メートル)で、展示スペースは74万平方フィート(およそ6万9000平方メートル)におよび、会議室は106室になるという。
このうち、サウスとノースには、展示用スペースのホールAからホールEまでがある。サウスは26万560平方フィート(およそ2万4207平方メートル)の展示スペース、1万9000平方フィート(およそ1765平方メートル)の会議スペース、4万2675平方フィート(3965平方メートル)のボールルームを備え、ノースは18万1440平方フィート(およそ1万6856平方メートル)の展示スペースを備える。
一方、WWDC 2014が開催されるのは、ウェストと呼ばれる建物だ。ウェストは3階建てで、2階と3階の会議スペースは10万平方フィート(およそ9290平方メートル)で、ロビー部分は2万8261平方フィート(およそ2626平方メートル)ある。基調講演が開催されるのは、3階にある「Presidio」と名付けられたスペースだ。
「WWDC 2014」のウェブサイトを見ると、3階にはその他として「App Store Lab」や「Marina」などの名前を持つセッション用スペースが用意されている。同様に1階および2階には、セッション用スペースが複数ある。また、1階にはレジストレーション用スペース、さらにランチ用スペースも設けられている。
「WWDC 2014」は米国時間6月2日から6日まで開催され、2日には米国太平洋時間午前10時から基調講演が予定されている。
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