App.netは米国時間5月6日、ある悪いニュースと少なくとも一部においては良いニュースを発表した。悪いニュースとしては、同社がスタッフ全員をレイオフした。良いニュースとしては、有料のソーシャルサービスであるApp.netは存続する。
従業員をレイオフするというApp.netの決断は、フルタイムの従業員を維持するのに十分なサブスクリプションのリニューアルをしなかったことに原因がある。同社は全従業員をレイオフするだけでなく、同社共同創設者のDalton Caldwell氏とBryan Berg氏についても給料を今後受け取ることがなくなると発表した。
「われわれは、いくつかの異なるオプションを慎重に検討した後、創設者を含む定額給の従業員を雇用しないという困難な決断を下した。Dalton(Caldwell氏)とBryan(Berg氏)は、引き続きApp.netの運営に責任を持つが、従業員としてではない」と共同創設者はブログの投稿で記した。
App.netのソーシャルネットワークと開発者にとって使いやすいプラットフォームは2012年8月、1万2000人を超える支援者からおよそ80万ドルのクラウドファウンディングのサポートを得て開始した。同サービスは、Twitterのスタイルと機能にヒントを得ているが、ユーザーに支払いを求めて広告主が存在しないサービスとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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