「HTC One M8」レビュー--エレガントかつ超高性能な最新主力スマートフォン - (page 8)

Brian Bennett (CNET News) 翻訳校正: 石橋啓一郎2014年04月07日 07時30分
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 とはいえ、M8のバッテリは、初代HTC One(2300mAh)に比べれば大きくなっている。米CNET Labsの動画再生によるバッテリ消費テストでは、9時間52分動作した。これは、同じテストでの初代HTC Oneの成績(9時間37分)よりも長く、満足すべき結果だ。

 テスト中はバッテリは丸一日持ち(午前8時に電源から切り離し)、充電が必要になったのは午後10時だった。HTCによれば、バッテリ持続時間をさらに伸ばすため、将来HTC One M8に「エクストリーム電源モード」が追加される予定だという。テスト用デバイスには、残念ながらこの機能はなかった。

結論

 2013年春、HTCは当時最高の技術を詰め込んだ初代HTC Oneに大きな望みを託していた。残念ながら、優れたスクリーン、優秀なカメラに加え、さまざまなソフトウェア機能を1台に詰め込んだサムスンのGALAXY S4が話題をさらってしまった。それに加えて、サムスンはGALAXY S4を多くのキャリアに早く投入し、費やしたマーケティング予算も大きかった。

 今後起こるであろうGalaxy S5とHTC One M8の対決でも、当然同様のドラマが起こると考えられる。しかし、今回はHTCの方が優れたデバイスを提供しているように思える。HTC One M8は、サムスンのハイエンドスマートフォンと互角に戦えるクアッドコアCPUを持つ高性能機であり、オールアルミニウムのデザインは、明らかにGalaxy S5よりも優っている。

 筆者にとってそれ以上に驚きだったのは、M8のエレガントなつくりのハードウェアと直感的なソフトウェアは、HTCとサムスンのスマートフォンづくりにおける正反対のアプローチを際立たせていたことだ。サムスンのGALAXYシリーズは、できるだけ多くの機能と性能をできるだけ安く提供することで、できるだけ多くの顧客を喜ばせることを狙っている。一方HTCは、おしゃれで効率的なAndroidのスキンを持つこだわって作られたデバイスで、目の肥えた顧客をターゲットにしている。正直なところ、これは筆者が特に弱い組み合わせだ。サムスンには悪いが、「TouchWiz」とプラスチック製のボディでは心に響かない。

 それでも、実際にどちらかを買うとなれば、問題はそう単純ではない。Galaxy S5を実際にレビューする際には、最終的な勝者を決めなくてはならないが、クリーンで魅力的なソフトウェアに価値を見出す人には、HTC One M8をお勧めする。また、高級感のあるゴージャスなスマートフォンを見せびらかしたいファッション重視の人にもM8がお勧めだ。しかし、鮮明な写真(と防水機能)を望むのであれば、サムスンのGalaxy S5か、ソニーのXperia Z2を待った方がよいかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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