HTCは米国時間3月25日、「HTC One M8」を報道陣向けカンファレンスで発表し、特徴的なアルミニウム製の本体に5インチ画面を搭載したことを明らかにした。
提供開始時期や提供地域に関する詳細はまだ発表されていないが、今回の発表に先立ち、多数のリーク情報やうわさが出回っていた。その中には、Verizonが米国で、今回のイベントの翌日にあたる26日からHTC One M8を販売開始する独占契約を結んだとする報道もあった。その報道では、世界的な発売開始は2週間後になる見込みだとされていた。
HTC社長のPeter Chou氏はイベントで、今回さらに丸みを帯びた形になったHTC One M8のメタルボディについて詳しく説明した。
「HTC M8でさらに高級な質感を実現するために、まったく新しい別のプロセスを開発し、粗めのヘアライン加工によるこの素晴らしい仕上がりを作り出している」と同氏は述べ、同製品の仕上がりをアピールするとともに、プラスチック製端末が不評なライバル企業であるサムスンを軽く批判した。
HTCはデザインにこだわるとともに、同社のユーザーインターフェースである「Sense 6」とニュースフィード「BlinkFeed」の新バージョンもリリースした。HTCは、新しいBlinkFeedを開発者に公開し、ユーザーが記事やニュースとともに他のコンテンツもたどれるようにすると述べた。HTCの最初のパートナーとして、Foursquareはフィード内にレストランのおすすめ情報を公開し、Fitbitはフィードをフィットネス活動トラッカーとして利用できるようにするという。
またHTCは、新しくなった同社の特徴的なスピーカー「BoomSound」を紹介し、以前の「HTC One」よりもバッテリ持続時間が40%長くなるはずだとも述べた。HTCのデザイン担当アソシエートバイスプレジデントを務めるJonah Becker氏によると、スタンバイモードで最大2週間持続可能だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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