HTC One M8には、3つのカラーテーマが同梱されている。1つは緑がかった青、2つ目は暖かいオレンジと赤、3つ目は特徴のあるエレクトリックパープルとバイオレットだ(筆者は3番目を気に入っている)。4つ目のテーマは保守的なアプローチで、主に白と黒の組み合わせからなり、グレースケールの壁紙と合わせられている。
BlinkFeedは、2013年にHTC Oneと同時にサプライズとして発表された機能で、「Flipboard」と似た方式の雑誌的なニュース集約アプリだ。このアプリは、あらかじめ吟味されたニュースソースやウェブサイトから記事を取得し、最新の情報を、垂直方向にスクロールする1枚のパネルでひとまとめに提供するものだ。
BlinkFeedは一番左側のホーム画面に設定されているが、最初のバージョンとは異なり(Sense 5.5で修正されている)、この機能を使わないユーザーは、これを無効にすることができる。それに加え、初代HTC Oneとは違って、BlinkFeedはスマートフォンのホームボタンに割り当てられていない。
しかし、BlinkFeedの最大の修正点は、カスタムトピックを検索してこのサービスに追加できるようになったことだろう。例えば、核融合に関する最新情報や航空関係のニュースを常に知りたい場合には、BlinkFeedは関連する情報を返すよう最大限に努力してくれる。正直に言って、これはBlinkFeedがFlipboardと同じ水準のカスタマイズを備えるために歓迎すべき機能強化だ。また、サムスンが持つ同様のサービスである「My Magazine」にはこの機能がないことにも触れておくべきだろう。
HTCはまた、BlinkFeedに組み込める情報に、サードパーティーアプリである「Foursquare」と「Fitbit」からの通知をサポートした。「Facebook」「Twitter」、Google+などのソーシャルメディアからのアラートやコンテンツはすでにBlinkFeedで扱えたが、FoursquareとFitbitの追加は、これを補完するものだ。
LGの「G2」やMotorolaの「Moto X」に引けを取らないよう、HTC One M8でも独自のジェスチャーを使った操作を採用している。LGの「KnockON」機能と同じように、指で画面を2回タップするだけでM8を使い始めることができる。暗証番号やパターンロックを使ったセキュリティ(ロック画面が必要)を使用していない場合、この時点で指を右にスライドさせればBlinkFeedが起動され、逆にスライドさせればメインのホーム画面に移動する。
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