2013年、世界のスマートフォン出荷台数が初めて10億台を突破した。これには「Android」が大きく貢献した。
調査会社のIDCが発表した最新のデータによると、Androidは2013年を通して好調を維持し、出荷台数は計7億9360万台に達したという。これにより、同OSの市場シェアは78.6%になった。一方、Appleの「iOS」は出荷台数1億5340万台、市場シェア15.2%で2位を維持した。両OSのスマートフォン出荷台数シェアの合計は、2013年第4四半期が95.7%、2013年通年が93.8%だった。
2013年の数字を見ると、Androidの市場シェアが前年比で9.6%拡大し、Appleのシェアが3.5%縮小したことが分かる。「Windows Phone」の市場シェアは約1%拡大したが、実際の出荷台数は1750万台から3340万台へとほぼ倍増した。BlackBerryは縮小に歯止めがかからず、2.6%の市場シェアを失い、出荷台数もほぼ半減した。
2013年には複数のAndroidベンダーが好業績を残したが、その中でも突出していたのがサムスンだ。IDCによると、2013年に出荷されたAndroidスマートフォンのうち、39.5%がサムスン製だったという。Huawei(ファーウェイ)やLG、Lenovoなどのベンダーも好調だった。Windows PhoneのトップベンダーはNokiaで、89.3%の市場シェアを獲得した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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