テクノロジの進歩に加えて、適切な資金提供、新たな市場、そしてタイミングの良さもあって、2014年は、数年前には未来学者かSF小説の作者にしか想像できなかった新しい製品やサービスの当たり年になるだろう。
とびきり素晴らしい例が1つある。宇宙旅行だ。
夢のような話だ。宇宙に行くために厳しい訓練を何年も積まなくてもいいし、米航空宇宙局(NASA)のような国の宇宙機関の職員でなくてもいいのだから。さらには、誰かが立てた目標のために働く必要はなく、自分自身の好きなことができる。
しかし2014年には、その夢のような考えが現実となる。世界初の宇宙旅行会社であるVirgin Galacticが請求する、25万ドルという料金を支払える人にとってだけだが。
実のところ、Richard Branson氏が経営するVirgin Galacticは2014年に、ニューメキシコ州に完成したばかりのスペースポートアメリカから初飛行を行う計画だ。乗客は月に行ったり小惑星を訪ねたりするわけではないが、地球大気圏の外に到達することになる。
宇宙飛行が始まると、乗客が搭乗した「SpaceShip Two」を、まずVirgin Galacticの輸送機「WhiteKnight Two」で運ぶという方法で、乗客を宇宙に連れて行くことになる。
この写真ギャラリーでは、2014年に話題になりそうな、さらに多くの未来的テクノロジを紹介する。
提供: Mark Greenberg/Virgin Galactic