携帯端末市場の天文学的な成長を支える主な要因が、スマートフォンの人気の高まりであることが、Ericssonの新しいデータによって明らかになっている。
通信技術企業Ericssonは米国時間11月11日、第3四半期の携帯電話販売台数データを公表し、スマートフォンが、同四半期における世界の全携帯電話販売台数の55%を占めたことを明らかにした。ただし、全携帯電話契約件数に占める割合はまだわずか25〜30%だという。しかし、2019年までには、世界の携帯電話契約件数93億件のうち、56億件(60%)がスマートフォンになる見込みだとEricssonは述べた。
Ericssonによると、この動向をけん引するのは、中国などの新興市場における低価格モデルのスマートフォンの登場であるという。
スマートフォンの人気の高まりに伴い、携帯端末からのモバイルトラフィックは2013年から2019年の間に10倍に増加するとEricssonは考えている。同社によると、動画が世界のモバイルトラフィックの50%以上を占める見込みだという。2019年までには、年間総スマートフォントラフィックが10エクサバイトに達する見込みである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス