HTCのOneやGALAXY S4など他社の主力モバイルデバイスと同じく、Note 3の写真はほぼ一瞬で撮れる。これによって、遊んでいる子供や走り回っているペットなど激しい動きをする被写体でも素早く撮影することができる。
Note 3のカメラがあまり振るわなかった分野の1つは、低光量下での撮影だ。フィルフラッシュは暗い場所でも被写体をうまく均等に照らすことができ、性能の低いスマートフォンのカメラのように白飛びしてしまうこともないが、フラッシュを使わない場合、光量が不足してうまく撮影することができないことがある。
GALAXY Note 3は最先端の2.3GHzのクアッドコア「Snapdragon 800」プロセッサを搭載している。メモリは2Gバイトでなく3Gバイト積んでおり、内部ストレージも32Gバイト用意されている。
筆者が期待したとおり、Note 3の操作性は機敏で、メニューの操作も非常に速く、アプリの起動は一瞬で終わる。このデバイスは筆者が試したすべてのモバイルベンチマークで、優秀な成績を収めた。GALAXY Note 3はQuadrantのテストで、これまで見た最高のスコア(23048)を記録した。間違って0を1つ付けてしまったのではないことを確認するために、思わず2度テストをしてしまったほどだ。
この結果は、HTC One(12194)やGALAXY S4(11381)をはるかにしのぐものだ。高性能を誇り、同じSnapdragon 800プロセッサを搭載しているLGの「G2」(19050)も、Quadrantのベンチ―マークではGALAXY Note 3には及ばなかった。
テストにはT-Mobile版のGALAXY Note 3を使用した。このデバイスは、ニューヨークのT-Mobileが提供する4G LTEネットワークに接続することができた。ダウンロードは爆速とまでは言えないにしても十分に速く、速度は平均で8.3Mbpsだった。アップロードも特にひどいものではなく、平均6Mbpsを記録した。
速度が十分高速であったため、米CNETのモバイルサイトはわずか4秒強で、デスクトップ版のサイトは8秒で表示できた。また、4.96Mバイトのアプリは、8秒でダウンロードできた。
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