グリーは10月8日、広告配信プラットフォーム「GREE Ads DSP」に新機能を追加した。SNS「GREE」と連動し、ユーザー情報に基づいたターゲティング配信が可能になったほか、スマートフォンとタブレットに加えて新たにPCにも広告を配信できるようになった。
GREE Ads DSPは、広告効果の自動最適化、リターゲティング配信、リアルタイムビッディング機能などを備えた広告配信サービスで、2012年6月から提供している。新バージョンでは、GREEユーザーが登録した属性や趣味嗜好情報を使ってターゲティング広告を配信できるようになった。なお、連動される情報はユーザーの性別や年齢、好きなことや食べ物などで、個人が特定される情報は含まれない。
また、「ビュースルーコンバージョン計測」機能も搭載した。ユーザーが広告を見た時点ではクリックや購買などのアクションをせず、しばらく経ってから検索やブックマーク登録など、間接的な経由で広告主サイトへ訪問し、アクションした数を計測できるようになる。
さらに、広告申込予約をする前に、掲載可能な広告インプレッションがあるかを確認できる「在庫予測機能」や、1案件につき2つ以上の広告が配信される場合にCTR(クリック率)の高い広告を頻繁に表示させる機能も搭載した。
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