マスク氏のxAI、「Grok」の反ユダヤ発言めぐり謝罪--原因も公表

 Elon Musk氏率いるxAIは、同社が手掛ける対話型AI「Grok」が「X」(旧Twitter)上で反ユダヤ的な発言を繰り返した問題について謝罪し、原因と対応について説明した。

Xのロゴ 提供:CNET
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 Grokをめぐっては、米国時間7月8日に突如としてユダヤ系の人々を批判したり、ヒトラーを称賛したりする回答を繰り返したことが報じられていた。

 xAIによると、原因は7月7日午後11時頃にGrok上流のコードパスに実装されたアップデートにあることが判明。このアップデートにより、「事実をありのままに伝え、ポリティカルコレクトネス支持者を不快にさせることを恐れない」「投稿のトーン、文脈、表現を理解し、回答に反映する」といった非推奨の命令が意図せず組み込まれ、Grokの振る舞いが不適切な形で変更されたという。

 このアップデートは16時間にわたり有効になっていたが、同社は原因となったコードをすでに削除し、再発を防ぐためシステム全体をリファクタリングしたとしている。

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