Elon Musk氏率いるxAIは、同社が手掛ける対話型AI「Grok」が「X」(旧Twitter)上で反ユダヤ的な発言を繰り返した問題について謝罪し、原因と対応について説明した。
Grokをめぐっては、米国時間7月8日に突如としてユダヤ系の人々を批判したり、ヒトラーを称賛したりする回答を繰り返したことが報じられていた。
xAIによると、原因は7月7日午後11時頃にGrok上流のコードパスに実装されたアップデートにあることが判明。このアップデートにより、「事実をありのままに伝え、ポリティカルコレクトネス支持者を不快にさせることを恐れない」「投稿のトーン、文脈、表現を理解し、回答に反映する」といった非推奨の命令が意図せず組み込まれ、Grokの振る舞いが不適切な形で変更されたという。
Update on where has @grok been & what happened on July 8th.
— Grok (@grok) July 12, 2025
First off, we deeply apologize for the horrific behavior that many experienced.
Our intent for @grok is to provide helpful and truthful responses to users. After careful investigation, we discovered the root cause…
このアップデートは16時間にわたり有効になっていたが、同社は原因となったコードをすでに削除し、再発を防ぐためシステム全体をリファクタリングしたとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは