電通は9月24日、海外本社の電通イージス・ネットワーク(DAN)が、傘下のイージス・メディア・チャイナを通して、中国のデジタル・クリエイティブ・エージェンシー「TRIO(トリオ)」を100%買収したと発表した。DANは先日、スペインの広告代理店の株式を取得したばかり。
トリオは1999年、中国上海市に設立し、従業員数は120名。デジタル空間におけるサービスを提供し、その創造性や革新性が、中国全土で高く評価されているという。
これまでイージス・メディア・チャイナは、デジタル事業において、グローバルネットワークブランドのIsobar(アイソバー)の中国拠点「wwwins Isobar」と、「OMP」の2ブランドで展開してきた。
今回新たに、買収したトリオをアイソバーのネットワークとして取り込み、社名を「Trio Isobar(トリオ・アイソバー)」に改名して、デジタル事業を展開する。これにより、中国におけるアイソバー・ネットワークは3つの事業ブランドとなり、デジタルマーケティングの専門家が700名以上のネットワークとなる。
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