電通、運用型デジタル広告に特化した新会社「ネクステッジ電通」を設立

岩本有平 (編集部)2013年05月24日 11時00分

 電通の100%子会社である電通デジタル・ホールディングス(DDH)は、5月23日付で新会社「ネクステッジ電通」を設立したことを明らかにした。サイバー・コミュニケーションズ(cci)も資本参加しており、比率はDDHが85%、cciが15%となっている。

 ネクステッジ電通では、リスティング広告、SEO、アドエクスチェンジやDSP、アフィリエイト広告等の運用型デジタル広告を手掛ける。

 電通グループでは、電通、cci、DAサーチ&リンクなどグループ各社でデジタル広告を 運用してきたが、コンサルタント等の専門人材を新会社に集約。今後は必要なスキルを持つ外部プロフェッショナルをさらに積極的に採用し、「マーケティング・コンバージェンス」をリードするサービス提供体制を整えるとしている。

 新会社では(1)Eコマースなどデジタル・マーケティングが顧客獲得において重要な役割を担う広告主、(2)オンラインでの見込客獲得やCRMに取り組む広告主、(3)上における特定のアクション指標の最大化を目指して施策を最適化したい広告主――を中心に、個別メディア施策の改善や各広告の直接・間接的な貢献度分析、それに基づく予算配分の見直しなどを進める。

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