UPDATE ニューヨーク発--Motorolaは米国時間8月1日に開催したイベントで、多大な期待を寄せられていた同社の新スマートフォン「Moto X」をついに発表した。
この新しいスマートフォンは、2012年にインターネット大手のGoogleに買収された携帯端末メーカーMotorolaの正式な再始動を象徴するものである。
Motorolaの主力スマートフォンとなる今回の新端末は、Motorolaの歴史あるハードウェアとデザインのイノベーションに、Googleのソフトウェアとサービスを融合して開発されている。同社はこの新端末が、Appleの「iPhone」やサムスンの「GALAXY」シリーズのスマートフォンに競合するものになることを期待している。
Moto Xは、米国4大通信事業者(AT&T、Verizon Wireless、Sprint、T-Mobile USA)すべてと、一部の地域でサービスを提供するU.S. Cellularで提供される予定である。Best Buyなど、米国内の小売業者でも販売される予定。
同端末は、背面が曲線形になった4.7インチ画面と、10メガピクセルカメラを特長とし、ホワイトまたはブラックの2色で通信事業者と小売店舗で提供される。同端末の初期バージョンには16Gバイトのメモリが搭載されるが、メモリカードスロットによってメモリを増設するオプションは提供されない見込みだ。特別プロモーションとして、Googleが最大50Gバイトの「Google Drive」ストレージを、Moto X所有者を対象に2年間無料で提供する。
Moto Xの16Gバイト版は通信事業者との2年契約付きで199ドル。8月下旬か9月上旬に米国、カナダ、中南米で発売される予定だ。Motorolaは、その他の地域での発売については詳細を明らかにしなかった。
新スマートフォンには「Android 4.2.2」(開発コード名「Jelly Bean」)が搭載される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス