Moto Xの最大のセールスポイントの1つは、ユーザーが自分の端末をオンラインで構成およびカスタマイズし、テキサス州フォートワースにあるMotorolaの工場で端末をそのとおりに組み立ててもらえることである。Motorolaはウェブサイトを開設して、「Moto Maker」というインタラクティブなウェブベースツールを用意しており、ユーザーが自分の端末をオンラインでカスタム構築できるようにしている。
このカスタマイズオプションはまず、AT&Tのネットワークを利用するMoto Xユーザーのみに提供される予定だ。
Moto Makerの詳細を知りたいユーザーは、Motorolaのサイトより登録して情報を得ることができる。
新しいMoto Xは大手通信業者において、契約なしの正規価格でも提供される予定だとMotorolaは述べたが、補助金なしの場合の価格などの詳細については明らかにしなかった。
Moto Xに搭載される技術を支える主要エンジンは、7月に発表されたVerizonの「Droid」と同じ、Motorolaが「X8」処理システムと呼ぶチップのクラスタである。同チップセットには、微調整が加えられたQualcommの「Snapdragon S4 Pro SoC」プロセッサと、その他のカスタムビルドの特定用途向けプロセッサからなるクラスタが含まれる。
このうち、音声認識テクノロジを提供する「自然言語プロセッサ」によって実現される新機能の1つに「Touchless Control」がある。同機能は、ユーザーが通話を開始したり、進路変更ごとのナビゲーションを有効化したり、「OK Google Now」と言ったあとに検索対象を音声で入力するだけで、Google検索を実行したりできるようにするものだ。ユーザーはボタンをタッチしたり、画面をアンロックしたりすることなく、これらの機能を実行することができる。同ソフトウェアは、「OK Google Now」という語を聞くだけでタスクの実行を開始することができる高性能なものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来