Bloombergの報道によると、長らくうわさされていたFacebookの15秒動画広告は、2013年中に登場し、広告主が支払う掲載料は1日あたり多くて250万ドル程度になるという。
Facebookのニュースフィード内で自動再生される、テレビに似た高品質の動画広告については、2012年末からうわさがあり、AdAgeの複数の記事では、2013年の夏に発表の予定で進んでいるとされ、その後2013年秋に延期されると報じられた。
Bloombergは今回、Facebookが広告主に対し、同SNSユーザー11億5000万人の一部にデジタルコマーシャルを1日表示する権利の対価として、100万ドルから250万ドルを求めていると報じている。Bloombergの記事によると、この広告は、広告主がリーチしたい人数によって価格が変わるものの、ユーザーをターゲティングする条件は年齢と性別に限られるという。
Facebookの広報担当者は、大きな話題になっているこの動画広告の見通しや価格について、コメントを出すことを避けた。
こうした動画広告に向けた取り組みはどうやら、大きな予算を有するテレビの広告主を呼び込み、成長する同社のモバイル事業に追加の収入をもたらしたいというFacebookの願望の一端とみられる。同社は、先週のアナリストらに向けた収支報告で、テレビに対する高い野心があることを比較的わかりやすく示唆した。最高執行責任者(COO)のSheryl Sandberg氏は、米国では平均で8800万人から1億人が、プライムタイムのテレビ視聴時間中にFacebookを使っていると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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