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「Android」、モバイルアプリ収益化で「iOS」に迫る--英調査会社

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2013年07月18日 14時52分
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 モバイルアプリ開発者の収益化において、Googleの「Android」プラットフォームがAppleの「iOS」との差を縮めていることが平均月間売上高に基づく調査から明らかになった。

 この結果は、モバイルアプリ経済の追跡を目的としてVisionMobileが実施したDeveloper Economics調査で明らかになった。このアンケート調査は、6000人のモバイル開発者を対象に実施され、英国時間7月17日に発表された。VisionMobileはロンドンを拠点とする調査会社だ。

 収益化データは、モバイルプラットフォーム競争に欠かせない部分である。開発者らは今日、Androidの市場シェアにもかかわらず、AndroidよりもiOSを優先しており、こうした構図においては、収益が重要な要素となっている。また、Developer Economicsの調査では、Amazonが同社のEコマースサイトにより、Android関連の売り上げ増にどの程度貢献したかは明らかにされていない。



 売り上げデータを除くと、この世界的調査は、HTML5が開発者の人気になりつつあることも指摘している。52%の開発者はHTML5を使用しており、2013年第1四半期の50%から増加している。この数字は、iOSの56%、Androidの71%に続く比率だ。HTML5は、プラットフォームをまたぐ主要な手段と見られており、開発者はモバイルブラウザをターゲットにする上でHTML5を使用している。さらに、開発者の間では「Windows Phone」の人気が停滞する一方で、「Windows 8」と「BlackBerry 10」が関心を集めている。


 VisionMobileは、次のように指摘している。

 HTML5開発者のうち、最も大きな割合(38%)を占めているのがモバイル向けウェブサイトの開発であり、23%がモバイルアプリの開発、すなわち、オフライン機能の組み込みとブラウザとのより密接な統合だ。PhoneGapが開発したアプリなどのハイブリッドアプリは、HTML5モバイル開発者の27%を占めている。また、少数派の7%が「Firefox OS」や「BlackBerry 10」といった、JavaScript経由でネイティブのAPIが利用できるプラットフォームを使用している。最後に重要なことだが、HTML5モバイル開発者の5%が「Appcelerator」といった、JavaScriptとネイティブコード間の変換ツールを使用している。

 目的も重要な項目である。開発者は新興のプラットフォームに関心を示しており、その中には提供が開始されたばかりのFirefox OSも含まれる。VisionMobileによると、Windows Phoneに対する関心は低下しており、代わってWindows 8が関心を得ているという。全体としては、Windows 8とBlackBerry 10が開発者の時間と資金を集めつつあるようだ。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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