「Android」の「Jelly Bean」OSが高い人気を誇る旧版の「Gingerbread」を遂に追い抜いた。Googleが米国時間7月8日にリリースしたAndroid利用データによると、Jelly BeanとGingerbreadの現在の普及率は、それぞれ37.9%と34.1%だという。
Jelly Beanは6月と比較すると4.9ポイントの増加だ。6月におけるAndroid利用のシェアは、Jelly Beanが33%、Gingerbreadが36.5%だった。最新のデータは、7月8日までの14日間の利用を対象としている。
Jelly Beanは最も人気の高いAndroid OSになったが、ユーザーは依然として4.1と4.2の2派に分かれている。大半のユーザーはJelly Bean 4.1を利用しており、そのシェアは32.3%だ。現在、Jelly Bean 4.2を利用しているユーザーの割合はわずか5.6%である。
AndroidのほかのOSに目を向けると、「Ice Cream Sandwich」の現在のシェアは23.3%で、前月の25.6%から縮小した。Jelly Beanは5月に初めてIce Cream Sandwichを抜いた。「Donut」「Eclair」「Froyo」および「Honeycomb」のシェアは今では非常に小さくなっている。
Googleは4月から、データの集計方法に若干の変更を加えた。以前は、デバイスがGoogleのサーバにチェックインしたときに、デバイスをカウントしていた。しかし、Googleは現在、ユーザーが「Google Play Store」を訪問したときにデータを集計している。Googleによると、このデータ集計方法の方が、「AndroidとGoogle Playのエコシステムに深く関与している」ユーザーをより正確に反映するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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