Microsoftが5月に行った最初のXbox Oneのイベントは、明らかにXbox Oneが単なるゲーム専用機ではないことを伝えるのを目的としており、プレゼンテーションはXbox Oneとテレビの統合についてのデモから始まった。
Xbox Oneは、音声による指示だけで、ゲームからテレビ、ウェブ、映画、Skypeに簡単かつスムーズに(テレビの入力切り替えなしで)切り替えることができる。マルチタスクの機能も持っており、ゲームや他のアプリを同時に実行できる。
Xbox Oneはケーブルテレビのセットトップボックスの代わりにはならないが、セットトップボックスをつないで、ケーブル会社のインターフェースをバイパスすることで、Xbox Oneからテレビをコントロールできる。自分が選んだ番組やサービスを組み合わせた、自分だけの「チャンネル」を作ることさえ可能だ。
アメフトファンは、XboxとNFLの統合を楽しめることになっているが、これについての詳細はほとんど明らかになっていない。「Netflix」「Amazon Instant Video」やその他のストリーミングサービスもXbox 360と同様に提供されるが、これらを利用するのに引き続き有料のゴールドメンバーシップが必要なのかは、まだ発表されていない。
PS4にも動画ストリーミングなどのサービスはあるが、テレビの統合は今のところメニューにはない。PS4では、Netflix、Amazon、「Hulu Plus」「Redbox Instant」「MLB.TV」で動画ストリーミングを見ることができるほか、15万本以上の映画やテレビ番組をレンタル・購入できる、ソニー自体の「Video Unlimited」サービスも利用できる。「Music Unlimited」「Crackle」「Flixster」などの他のサービスも利用できるようになる予定だ。
ソニーはまた、現在「ゲームファンを念頭に置いて準備されている」「最先端」のPS4独占番組の制作に取り組んでいると発表している。しかし、同社はこの件について、これ以上の詳細を述べていない。
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