Xbox Oneにはすべて、第2世代のKinectが同梱されている。PS4は「PlayStation Move」コントローラおよび新しいステレオカメラに対応しているが、これらをシステムに同梱するかどうかは発表していない。
新型Kinectは視野角が広く、プレーヤーの追跡能力も向上しており(限定的だが指先の動きを追跡する機能もある)、追跡できる体の数も増えている。そして(恐ろしいことに)心拍を検知することさえできる。
初代Kinectはハードコアゲーマーにはあまりいい印象を残さなかったし、第2世代の進んだ機能を開発会社がどう利用するかも未知数だが、すべてのXbox OneユーザーがKinectを持っているため、この機能の利点はXbox体験全体により深く組み込まれていくことになるだろう。
デバイスには常に電源が入っており、「Xboxオン」と言うだけでシステムが立ち上がり、顔認識によってアカウントにサインインする。ソニーも同社のカメラには同様の顔認証機能があると述べており、ひけを取っていない。
次世代機能の中でも、筆者がもっとも未来的に感じたのは、音声だけでインターフェース全体を操作できる機能だ。この「未来的」というのは、子供の頃に、将来こんなことができるようになると想像していたという意味だ。インターフェースは「Holodesk」に一歩近づいている。
モーションや音声を使ったソリューションとしてどちらが優れているかは、まだ分からないが、少なくともKinectの方が普及しそうだとは言える。それによって、より多くの開発会社がその魅力的な機能をゲームで利用したいと思うかもしれない。
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