読者の皆さんは既に、見出しを目にしたり、写真を見かけたり、「Saturday Night Live」の動画に大笑いしたりしていることだろう。しかしGoogleによる未来的な新しいハイテクフェイスウェア「Google Glass」について、まだ残っている疑問もあるかもしれない。
このFAQ記事では、Google Glassとは何か、それに当てはまらないことは何か、どんなことができるのか、誰のためのものか、いつどこで買えるのか、そしてその着用感や使用感はどうかといった、よくある質問のいくつかに答えるつもりだ。知りたいことを見つけやすいように、質問は大まかにセクション分けしてある。
--そもそもGoogle Glassとは何か。
Google Glassとは、スマートフォンのスクリーンの延長として機能するウェアラブルテクノロジデバイスで、いくつかのシンプルなタスクを実行できる。それはメガネに似ている。
米CNETが入手したモデルは「Google Glass Explorer Edition」だ。これは実際にはベータ版として作られた製品で、今後新たなハードウェアやソフトウェアアプリケーションの波を広げていくためのものである。純粋かつシンプルなコンセプトウェアだ。
--Google Glassに当てはまらないことは何か。
現段階ではGoogle Glassは完成した市販品ではない。そしてそのために作られてもいない。携帯電話やコンピュータではないし、それを今すぐAmazonや地元のBest Buyの店舗で入手することはできない。
--何ができるのか。
--動かすのに必要なものは何か。
Google Glassはスマートフォンではないが、BluetoothかWi-Fi経由でスマートフォンと接続して使う。自宅のWi-Fiネットワーク上で使うこともできる。Google Glassを使うにはGoogleアカウントが必要だ。また写真や動画の共有にはGoogle+アカウントが必要になる。
--「Android」以外のスマートフォンにも対応しているか。
現時点でGoogle Glassは「iPhone」でも使えるが、機能の制限がある。Android搭載スマートフォンであれば、すべての機能を使うことができる。Googleはほかのスマートフォン用OSとの互換性については発表していない。
--Google Glassは誰のためのものか。
現時点では、1500ドル(税込みでは1600ドル以上)で購入済みの開発者のためのものだ。われわれのようなジャーナリストもデバイスを購入する必要がある。ただし一部の人々は、Googleのソーシャルネットワーキングキャンペーンの一環としてGoogle Glassを受け取っている。
将来的には、Google Glassの光学系やテクノロジをサポートするサードパーティー製のデバイスやメガネが、サングラスや度付きメガネのメーカーなどから発売されることが期待できる。
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