今度「Google Glass」をかけた人にウィンクされたら、実際には写真を撮られているかもしれない。
Google Glass開発者であるMike DiGiovanni氏が新たに作成したコードは、このようなウィンクによるジェスチャーを同ハイテクメガネで利用可能にする。
このアプリは「Winky」という名称で、画面がオフになっていても写真を撮影できる。そのためWinkyでは、写真を撮るのに音声で指示したりボタンをタップしたりする必要がない。
ただし、このウィンクを使った動作を試してみたいGoogle Glassユーザーは、ある程度の開発スキルが必要になるだろう。
DiGiovanni氏の「Google+」への投稿によると、同氏はWinkyを純粋な「Android」ソースコードとして公開したという。つまり、これは、ソースコードをコンパイルし、APKファイルとして実行する必要があるということを意味する。現行の「Google Glass Explorer Edition」は開発者を対象にしているため、ほとんどの人はやり方が分かるだろうとDiGiovanni氏は考えている。
Google Glassを持っている人はDiGiovanni氏のGitHubサイトでソースコードをダウンロードできる。Google GlassユーザーはAPKを作成して実行した後、Winkyを調整するだけでウィンク機能を利用できるようになる。
DiGiovanni氏のコードは、Redditユーザー「fodawim」氏が先ごろGoogle Glass向けコンパニオンアプリ「MyGlass」の中で発見したウィンクに関するオプションを利用している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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