アイレップは4月11日、SEO関連サービス「Online Reputation Management(ORM)」の提供を開始した。ネット上で検索した際に表示される情報を管理、監視し、適切な対応につなげることで、検索流通経路の最適化を図る。Yahoo! 検索とGoogleの日本語検索に対応している。
ユーザーが企業名や個人名、商品などのブランドキーワードで検索する際、検索結果には、対象の疑問や批判など、ネガティブな内容を書かれたサイトも含まれ、ユーザーとの関係性を冷却化するケースもあるという。
アイレップが2月下旬に行ったネット選挙解禁に関する意識調査によると、58%の有権者が投票しようか迷っている候補者の検索結果でネガティブな情報ばかりが表示された場合、自身の投票先に影響が出るかもしれないと回答するなど、強い影響力を示すことが判明した。
ORMは、検索結果にどのような情報が掲載されているかを把握し、疑問や批判などを指摘しているページがどんな内容を論じているかを分析、整理。その上で問題点の改善や回答の提示などの対策を行い、ユーザーに伝えるべきメッセージの発信をサポートするために提供するという。
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