2位:Appleの「Maps」
Appleは、とにかく機能する製品を作る。ただし例外もある。
Appleは「iOS 6」で同社の地図ソフトウェアを完全に刷新し、「Google Maps」をその新ソフトウェアに置き換えた。なぜだろうか。AppleはGoogleが嫌いでたまらないからだ。それが理由である。しかし開発に何年もかかった複雑なサービスを置き換えることは、Appleにとってさえもそれほど容易ではなかった。Appleの新しい「Maps」は確かに素晴らしいものに見えた。多くのレビュアーは同ソフトウェアを大いに気に入った。
しかし1つだけ問題があった。Mapsアプリケーションに多くの誤りが含まれていることに顧客たちは気付いた(そして開発者たちは何カ月も前から気付いていた)。また、3D表示や音声によるターンバイターンの道案内といった新機能はあるものの、AppleのMapsは、多くのユーザーが重要と考える公共交通機関のデータやGoogleの「Street View」のような機能を欠いていた。
AppleのCEOであるTim Cook氏は感心なことに、同ソフトウェアが「不十分」だったことを認め、問題は修復されるだろうと言った。
提供: CNET