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マイクロソフトの「Surface with Windows RT」レビュー--革新的なタブレット(後編) - (page 4)

Eric Franklin (CNET News) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2012年11月13日 07時30分
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まとめ

 Surfaceは購入する価値があるのだろうか?この疑問は、より適切なかたちに言い換えることができると筆者は考えている。それは、出張旅行に出かける場合、ノートPCをSurfaceに置き換えられるだろうかというものだ。その短い答えはノーである。長い答えもノーであるが、注釈をつけておく必要がある。IE 10を使用している際に感じることの多い速度の遅さとインターフェースのバグには残念な気持ちになる。また、IE 10のFlashサポートは現在のところ精彩を欠いていると言わざるを得ない。さらに、身近な例で恐縮だが、IE 10は今のところ米CNETのコンテンツ管理システム(われわれが記事の公開に使用しているツール)との互換性を持っていない。そして筆者が息抜きに使用している娯楽用ソーシャルネットワークをサポートするアプリも、十分な数が用意されているとは言い難い。

 Microsoftがこういった状況を改善してくれるまで、筆者にとってSurfaceがこれ1台ですべてをまかなえるデバイスとなることはないだろう。もっとも、あなたのニーズは筆者とは違っているかもしれない。キーボード兼用カバーを使用することで、Surfaceは仕事用のツールとして素晴らしい生産性を発揮するだろう(タブレット製品として最も優れたものとなるはずだ)。また、使用目的が映画やテレビ番組、音楽の鑑賞といった娯楽であり、たまにシンプルなゲームにいそしむという程度であれば、あなたのニーズに十分応えてくれる製品となっている。さらにあなたがマルチタスク人間なのであれば、画面分割機能は特に有益かつクールなものに感じられるはずだ。

 ただ、さまざまなアプリを使いたい人は距離を置いた方がよいだろう。Windows Storeは現在のところ、活気あふれる繁華街というにはほど遠い状況だ。また、筆者はインターフェースに慣れることで、そのエレガントさを理解できるようになったものの、iOSやAndroidに慣れ親しんでいる場合には、学習曲線の険しさを覚悟しておく必要がある。さらに、あなたが他のデバイスで当たり前のように使っているタブレット関連機能のいくつかは用意されていなかったり、タッチインターフェースに最適化されていない従来のWindowsインターフェースの奥底に隠されている。

 6カ月も経てばWindows Storeはさまざまなアプリであふれ、その未来はより明るく希望に満ちたものになっているはずだ。しかし、Windows Storeの現状と、Surfaceのパフォーマンスに見られる不安定さを考えた場合、生産性の高いこのデバイスが真の価値を発揮できるようになるには今少しの時間が必要だろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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